2017年9月13日水曜日

ゴキブリに夜中体を這われた話

タイトルからして最低な話を今から展開しようと思う。

これはつい一昨日の夜、寝ていた時の話である。

気持ち良くうとうととしていて、その時小学校からの友人が夢で私のことを妙に褒め立てていたのを覚えている。
直前まで気分が良かった感覚が今でも残っている。

すると夢から引き戻されるような、足の膝裏の違和感を感じた。

もぞもぞと、何か虫が這うような感触だ。
その時とっさに夢から覚めた私の脳裏によぎったのは、”蜘蛛だ”という予感だった。

私は蜘蛛が嫌いでは無い。
むしろ可愛らしいとさえ思う時もあるほどに、蜘蛛の姿形に抵抗が無い。

しかしさすがに体を這われると気持ちが悪い。

「蜘蛛か」と心の中で思いながら、足の膝裏の感触があったあたりを、ささっと反対の足で蹴るように払った。

「蜘蛛だったのか?」という気持ちの他にも「ただの気のせいか?」とも思った。
体に虫が這うようなかゆい感覚を感じるのは、人間よくあること、みなさんもたまにちょっとしたかゆみを、何も触れてないのに感じることがあると思う。

50%の蜘蛛かなという気持ちと、50%の気のせいかなという気持ちと、とにかく眠いという気持ちがないまぜとなり、結局起き上がりもせずにそのまま眠り直そうとした。

するとしばらくして、今度は肘の内側に、さっきとまったく同じ感触が走ったのだ。

「これは完全に何かの虫だ!」

と、その時さすがに気持ち悪くなって跳ね起きた。

それでもその時は蜘蛛だと思いこんでいた。

そして電気を付け、布団をめくり上げてみた。

するとそこには……


これは書くのも気持ち悪いのだが…


布団の上に”ゴキブリのちぎれた足”が一本落ちていたのだ。

おそらく一番初めに足で蹴った時に当たってちぎれたのだろう。

私はそれを見て蒼白となった。
そんなはずは無い、それだけは辞めてくれと思った。

とにかくゴキブリは私がこの世で最も忌み嫌う生き物である。
情けないことに、自分の体にまだついてるんじゃないかと、その場で踊り狂うように体を払いまくった。

必死である。

しかし居ないようだ、どこかへ逃げたか…?

そうして掛け布団にもう一度顔を近づけた瞬間、まるでホラーのような最悪の位置に最高のタイミングで、布団の皺の隙間から、私の顔の真ん前に、もぞもぞと這い出してきたのだ。

一人奇声を上げて飛び上がり、無我夢中でゴキジェットを取りに走る。
この世の終わりみたいな気分でスプレーを手にする私。


その後このゴキブリは、なんとか仕留めることができた。
でも私はリビングで30分ほど、電気を煌々とつけて、自分は体をゴキブリに這われたんだという現実に、放心状態となってへたり込んでいた。

もう9月も中旬となり、だいぶ暑さも和らいで、そういう季節は終わったものだと勝手に思い込んでいた節があった。
しかしまだまだ何も終わっていなかったのだ。

みなさまにおかれましても、ゴキブリ、害虫対策は、秋も深まる頃までしっかりとされておかれたほうがよい。
私のように、今季ゴキブリシーズン最終幕となって、最悪の経験をすることとなるかもしれない。

ちなみにゴキブリ対策について詳しく書いた記事も過去にある。
私がゴキブリがいかに嫌いかが、この長文を読んでいただけたら伝わると思う。
ぜひご一読、万全の予防対策を。

ゴキブリの対策時期は早めが肝要。またミニマルライフがゴキブリ対策にも。

それでは良い夜を…

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