去年の夏の終わりにずっと使っていた、ナショナルの古い扇風機が突然壊れて、捨てたっきり忘れていたが、そういえばそろそろ暑くなってきた、早い目に動いておいたほうが良いだろうと思い、メルカリで中古の、これまた古い型の扇風機を買った。
買ったのは東芝の扇風機で、ボタンは今のようにピッピなんて電子音は鳴らない。
ガチャンとバネ仕掛けのボタンを押したら、もともと押されていたボタンが跳ね上がってくるというヤツだ。
私はこのレトロな扇風機が一番好きだ。
最近のものはどうにも見た目やボタンの質感、色などが気に入らない。
それに引き換えこれはどうだろう、羽は涼しさを象徴するクリアブルー。
タイマーは、ネジを回せばジリジリジリと鳴ってじわじわ戻ってきて、0のところに来たら切れるというなんとも原始的な作りが乙である。
土台は無骨な角ばった形をして、ファンのカバーは素敵に鈍く光る鉄製で、首の後ろの突起を押し込めば、風量弱ならゆっくりと、強なら素早く首振りを始める。
単純明解なこの機械は、単純ゆえに大事に使えば何十年でも動くんじゃないかと思わせるたくましさを醸し出している。
今ではもう店頭ではなかなか見れなくなったこのレトロな古き良き前時代の扇風機であるが、実に無駄が無く、見た目もキュートで、色使いなどもおしゃれである。
今一度リバイバルしないのが不思議である。
今年の夏は無職となる身、この扇風機に懐かしい風を送ってもらいつつ、かき氷や梅ジュースなどをやりつつ、久しぶりに有り余る時間を贅沢に無駄に過ごしてみたいななどと妄想して楽しんでいるところだ。
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