一ヶ月目など、仕事を辞めた日が５月の中頃であったし、いろいろと中途半端なのであまり数字は参考にならないが、一応自分の生活を総括する意味で、かかった費用や収入をまとめておくとこうなった。
収入…３０２１８円（５月分）
支出…４７３６１円（５月１０日〜６月１０日分）
【内訳】
・食費：２２０８１円
・光熱費＆通信費：１９０１０円
・その他雑費：６２７０円
１７１４３円の赤字となったが、まあそんなもんだろうという感想。
食費と雑費はもう少し削って、ネットでの収入をもう少し上げればすぐにでもトントンには持っていけそうである。
貯金は新聞配達をして無駄に貯めた１千万があるので、たとえこのままジワジワ毎月１万５千円赤字だったとしても、単純計算で５５．５年間生きれる計算になる、と考えると、ネット収入をもっと安定させてプラス収入になるまでの期間は、まったく焦る必要が無いことが分かる。
人間一人５万円もあれば、満足に生きれるというのは、まさに実感するところである。
何の不満や不便も無い。
仕事をしていないと運動不足になりがちだが、寝坊して迷惑をかけるプレッシャーも無ければ、交通事故に遭うかもしれないという危険も無い。
１０年間同じ新聞配達という単純作業の仕事をしていて、業務に慣れてほとんど無いと思っていたストレスが、さらに無くなり、逆に仕事でストレスちゃんと感じてたんだなということを認識させられた。
これでもう少し体を動かす習慣と、食生活に気をつければ、無駄に長く生き永らえそうである。
ある程度の貯金と、家賃のかからない家、がある御仁は、わりと今すぐにでも、仕事を辞めても生きていける。
今流行りのセミリタイアというやつか。
アーリーリタイア？
なんでも呼び方は良いが、たぶん普通の人が普通に感じている以上に、毎日職場に通って１０時間拘束されなくても、人は普通に生きていける。
結婚していても同じこと。
社会制度を最大限に活用しつつ、生きる費用を抑え、二人で知恵を出し合って最低限の時間で最大限の収入を得て、残った膨大な時間を自分たちのためだけに使う生活は、実に貧乏で豊かな生活である。
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