では部屋をやたら野暮ったくするアイテムとは何かということであるが。
まず玄関でいうならば『傘立て』というものはどうにも決まらない、治められない。
新婚夫婦の家にお邪魔したりすると、決まってfrancfrancなどの傘立てが置かれてあったりするが、どこでどんなものをチョイスしてきても、傘立てがオシャレに玄関におさまっているというところを想像ができない。
チョイスが悪いのじゃなくて、傘立てというオブジェクト、存在そのものが如何ともしがたいものだという感想である。
もっと言うと傘もそうである。
じゃあどうすれば、と考えると、革新的な案は出せないが、ともかく”できるだけ持たないようにする”しか無いのでは無いか。
私は男一人身軽な身であるので、傘は200円〜300円で買えるようなビニール傘一本、玄関先に引っ掛けて吊ってあるのみ、というのが自分なりの妥協案というか、今最善と思う処置である。
もちろん傘立てなど置いていない。
傘などすぐに盗まれるし、持たないわけにはいかないが、1に近づけるだけ近づくのが答えなのではと思っている。
失くしたり盗まれたりしやすいからこそ”予備が必要”という考えは、もちろん間違っていないが、その考えがエスカレートしてエスカレートしてエスカレートしていった先にあるのが”倉庫と化した家”という、多くの中高年が抱える物が増えすぎてどうしようもなくなる問題であると思う。
予備、というものは確かに身を助ける場合があるが、その僅かな可能性に備えるために失うスペース、生活の快適さ、気持ちの軽さ、景観の爽やかさなどは、わりと計り知れない。
次に『ゴミ箱』というものも挙げられる。
ゴミ箱は、置けば置くほど便利であるが、増やせば増やすほどゴミを捨てる時集めるのが面倒で、そしてなにより部屋の景観を汚す。
理想としては、これも1に近づければ近づくほど良いと思う。
ソファの横に、テレビの横に、キッチンの横に、廊下にひとつ、和室にひとつ、トイレにひとつ、洗面所にひとつ、子供部屋にひとつ、客室にひとつ、寝室にひとつ、ベランダにひとつ、というようなものは、狂気の沙汰である。
便利という言葉に惑わされて、自分の首を絞める行為であると思う。
私は現在は、キッチンにひとつと、リビングにひとつ、これで事足りている。
それでもやはり、ゴミ箱が視界に映ると、これを無くせれば良いのになぁと思うことはある。
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