それで思い出したのが友達の話なのだが。
私の友達にはろくなのが居ないと思われるかもしれないが、ある男の友人で、バツ1では無いが、ちゃんと婚約指輪まで買ってプロポーズして、断られて別れたという男が居る。
この男、今では別の女性と結婚しているのだが、結婚してしばらくして会った時に、驚くべきことを、というか呆れるべきことを言ってきた。
それによると、今の結婚相手に、前プロポーズしてフラれた時に使った婚約指輪をプレゼントしたというのだ。
婚約指輪の”再利用”である。
確かに婚約指輪とは高いものである。
昔は給料の三ヶ月分、なんて言われていたものだが、今はどれくらいなのか相場は知らない。
少なくとも20、30万円はするものでないと、ちょっと恥ずかしい、というようなことになるのだろう。
これを婚約に失敗したと言って一度馬鹿正直に下取りに出して、もう一度新しい相手に新しいリングを買い直すとなると、下取り時に買い叩かれたりしようものなら、それこそまた給料の数ヶ月分が飛んでいってしまうのは分かる。
ジルコニアの指輪を贈られてショックを受ける女性も居れば、元カノのプロポーズに使った指輪をリサイクルされて贈られる女性も居る。
今回まだ救いなのは、その女性が自分の指輪が再利用品であることを知らないことだろうか。
知らぬが仏とはまさにこのこと。
しかしこれは女性からするとどういう心境であろうか。
ジルコニアの指輪か、元カノに使った再利用婚約指輪か、あなたならどっちを取るだろう?
しょせんは偽物、というレッテルが貼られているようでジルコニアもキツいかもしれないし、しかしいくら高価な本物でも、これを買う時に本気で想っていたのは別の女、というのも相当嫌であろう。
今はただ、その男がポロっと奥さんにそのエピソードを、話してしまわないことだけを祈っている。
そしてサプライズが大好きな男性諸君は、盛り上がりすぎて成功するかどうかもわからないプロポーズに、婚約指輪を先に用意してしまうのは、悲劇という名の喜劇か、喜劇という名の悲劇が幕を開けるかもしれないので、ご注意を。
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