そのメリットについてまとめてみようと思う。
宛名も配送元も記入不要
配送する上で面倒なことの一つ、相手の名前や住所、自分の名前や住所を記入して、サイズがどうこう、内容物がどうこうなどと書かないといけない手書きの伝票記入が一切無い。
集荷依頼した場合は、発行される送り状ナンバーを伝えれば全てヤマトの配達員が、端末を操作して専用シールを印字し手配してくれるので、こちらはただ梱包した荷物を渡すだけとなる。
ただし、コンビニ、ヤマト営業所への持ち込みの場合、あらかじめアプリで二次元バーコードを発行し、ファミポートやネコピットといった専用端末での操作や、発行された伝票の添付などが必要となってくる。
発送時は発送元の情報だけ記入されたシールが貼られ、配送時には送り先の情報だけ記入されたシールが貼られる、この匿名配送サービスにより、購入相手も自分も、お互いの個人情報を相手に知られずに、商品のやりとりができるというメリットがある。
これは名前や住所の”記入間違い”という危険も回避できる。
客の中には、自分の名前の漢字を間違えられたというだけで、商品が無事届いても憤慨してメッセージをよこしてくる御仁もおられる。
そういった小さなトラブルやストレスも、これにより解消される。
配送する時現金での清算が不要
商品の売り上げ代金は、メルカリ内のポイントとして加算されるが、そこから自動的に配送料が差し引かれるシステムになっているので、配送業者との代金のやりとりも一切無い。
電話一本集荷に来てもらったら、ただただ荷物を渡すだけで完了。
これ以上の手軽さは考えられない。
全国一律料金で格段に割安
サービス名 | 配送料 |
ネコポス(31.2cmまで×22.8cmまで・厚さ2.5cmまで・1㎏まで)ポスト投函 | 195円 |
宅急便コンパクト(小~中型サイズ)対面配達 →公式サイトで詳細を確認 | 380円+専用箱代65円=445円 |
宅急便60サイズ(2kgまで)対面配達 | 600円 |
80サイズ(5kgまで)対面配達 | 700円 |
100サイズ(10kgまで)対面配達 | 900円 |
120サイズ(15kgまで)対面配達 | 1,000円 |
140サイズ(20kgまで)対面配達 | 1,200円 |
160サイズ(25kgまで)対面配達 | 1,500円 |
これがらくらくメルカリ便の全国一律料金であるが、ではヤマトの通常配送で送った場合の料金といくつか比較してみよう。
60サイズで東京〜北海道の通常宅急便:1,188円
60サイズのらくらくメルカリ便:600円
80サイズで大阪〜沖縄の通常宅急便:1,836円
80サイズのらくらくメルカリ便:700円
100サイズで東京〜大阪の通常宅急便:1,296円
100サイズのらくらくメルカリ便:900円
120サイズで東京〜東京の通常宅急便:1,404円
120サイズのらくらくメルカリ便:1,000円
このような形で、どこをどう切っても破格の割安率である。
それは着地が遠ければ遠いほど値引率は跳ね上がる傾向にある。
ちなみに、保冷(冷蔵・冷凍)便は対応していない。
また、このらくらくメルカリ便を利用するためのメルカリでの最低販売金額は
・ネコポス→300円以上
・宅急便コンパクト→450円以上
・宅急便→1000円以上
となっている。
配送のトラブルは商品代金を全額補償
ヤマトとメルカリが提携しているので、配送トラブルの際はメルカリとやりとりすればサポートもスムーズ。
配送状況の確認ももちろん随時できる。
発送方法は3つ
・ヤマト運輸営業所への持ち込み
・コンビニへの持ち込み(ファミリーマートorサークルKサンクス)
・自宅への集荷(ネコポス非対応&別途30円の利用料金が必要)
ちなみにらくらくメルカリ便で指定出来るお届け日・時間帯指定(ネコポス非対応)は
・午前中
・14時~16時
・16時~18時
・18時~20時
・19時~21時
となっている。
配送料の最安値は郵便と比較してから
らくらくメルカリ便のメリットには”匿名性”と”補償”があり、単純に配送料の最安値だけで決めかねる部分があるが、ひたすら最安値の配送料で済ませたい場合、比較的小さく軽い物であれば、サービスによっては郵便のほうが安く済ませられるケースも多々ある。
クリックポストで済ませられる規定範囲内の荷物であれば、これが配送料金的には最もお得と言える。
また、レターパックの規定範囲内に収まる荷物である場合も、相当料金を抑えられる可能性が高い。
比較的小さな荷物は、郵便で送るほうが安く上がる場合が多いと覚えておくと良いかもしれない。
しかしもちろん匿名配送では無いし、現金での料金のやりとりや、宛名書きなどの面倒もあることは言うまでも無いので、条件を比べながら一番賢い方法を取捨択一することをお勧めする。
ここからはただの私の戯言であるが、私は郵便配達や新聞配達をしていた関係上、消費者側からの目線だけではなかなか見れない。
このメルカリとの提携、ヤマトの職員はたまったものでは無いだろうなと思う。
こんな安い料金で運ばされて、ややこしい取り扱いが追加され、携帯端末の訓練やら教習なんかが臨時で行われ、小さな荷物一つ取りに各家庭に大きなトラックで訪問して、4〜5分時間を失ったあげくにたった30円の手数料。
残業がますますかさみそうである。
アマゾンの当日配送から撤退した時のようなことにならないと良いが。
しかし一旦消費者側にたってみると…
こんな便利で楽なものは無い。
配送業者に心からのご苦労さんを。
ではでは。
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