今日たまたまバスに乗って出かける用事があったのだが、その時のこと。
まずバス停に着いた私は、誰も居なかったので、ベンチがあって、明確には無さそうな感じではあったが、バスの時刻表や乗り口との位置関係から、たぶん常識的に考えてこっちが先頭であろうと思われるベンチの端に腰をかけてイヤホンで音楽を聴いていた。
しばらくは無心でぼーっとしていたのだが、そこでいきなり、50代くらいだろうか、ブクブクに太ったおばはんに肩を叩かれ、イヤホンを取るやいなや
「詰めてくれます?」
と実に高圧的に言われた。
ベンチを見ると、3人掛けのベンチの端にまず私が一番先に座り、その次に来た乗客が、私のすぐ隣に座るのも遠慮してか、向こう端に座っていた。
そしてこのおばはんは最後に来て、私が二番目に来たと誤解したのであろう。
まずひとつに、お前最後に来たんなら空いている箇所にしずしずと座れよと思う。
次に、この位置関係で、何故こっちが最後尾だと思うのかというその感性が理解できなかった。
しかしそんなことは頭に血を登らせて言い争うようなことでもなく、誤解を解く作業も面倒だと、むかっとしながらも無言で席を空けてやった。
「はあ!」と大げさでわざとらしいため息と共に、ベンチ全体を揺らして座り込んだおばはん。
私はその態度のでかさに逆に興味がわき、本来は音楽をかけて意識からシャットアウトするところを、逆に音楽を消して、イヤホンだけつけて音楽を聴いているフリをして、このおばはんの様子を伺っていた。
この感じだとブツブツと小声で何かとんでもないことを言ったりするんじゃないかと聞き耳を立てていたのだ。
やがてバスが来て、特に何も言わなかったなと思って普通にバスに乗った。
すると、ガラガラのバスだったのだが、そのおばはんが何故か私の真後ろの席に座ったのだ。
なんだコイツ?
そう思って引き続き音楽を消したまま、やはりこの変なおばはんの様子を、後頭部で探っていた。
するとこのおばはん、私の好奇心や予想のはるか斜め上を行く、とんでも無い行動に出てくれた。
トントン!
しばらくして私の肩を再び強く叩くおばはんー
何事だとイヤホンを取って振り向く私に、大きな声を張り上げていわく。
「あなたねぇ!イヤホンからすっごい音漏れしてるわよ!迷惑だから止めてくれるっ?!」
「……いやこれ音楽つけて無いから……」
以上、怪物報告でした。
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