「アピールがウザい」
こういう言葉はどこからでも聞こえてきそうだ。
SNSというのはアピールの坩堝である。
”インスタ映え”という言葉も実に面白い。
一言でインスタ映えと言っても、人によって映えさせ方は様々だ。
おしゃれや可愛い物に飛びつく人なら、流行りのスポットや派手なデザートなどを題材にするだろうし、お金を鼻にかけたい人ならブランドの紙袋を並べて今日買った物を手に手に自撮りするだろうし、野菜の栽培にはまっている人は逐一成長する姿や実った姿を写真におさめるだろうし、セックスアピールがしたい人は自分の一番自信のある体の部分を切り取って投稿するだろう。
わざわざ公園にパーティーをしに行って、趣向を凝らした料理やワインを広げ、ガーランドなどを木々に飾りつけたりして”おしゃピク”に興じる人もいれば、男女数人で海辺へ繰り出して、寝転んだ男の顔の上にビキニ姿の女性が立って、腹からビールを垂らして飲ませる姿を投稿したりする。
これらは全て、形は違えど、いかに自分たちが人生を楽しんでいるかのアピールであるのだが、本来は他人に向けて発信する必要の無い情報である。
なぜ、度を越せば他人から”ウザい”と思われかねないリスクを冒してまで、人はこの”リア充アピール”を繰り返してしまうのか?
それは満たされない気持ちをどう解消すれば良いのか分からずに、あがいている結果であろう。
その人が何をアピールするかを見れば、その人が何を認めてもらいたがっているかが分かると同時に、その人がそのフィールドで不満足感を抱いていることが分かる。
その不満足感は、一言でこうすれば解消されるということはなかなか言い難いが、ようはその人がこの世で用意された幸せに行き着いたかどうかであろう。
他人の幸せの姿やインスタ映えする幸福の形を追っているうちは、この不満足感から逃れることができない。
アピールする人というのは一見華やかに見えて、満たされない感覚の中で懸命にもがく人である。
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