人は、自分の至っている部分ばかりを見たがり、他人の至らない部分ばかりを見たがる。
”ナルシスト”とは少し違う、”自分都合の比較好き”とでも言おうか、自分に都合の良い部分のみでいろんな人を天秤に乗せようとする人、これが、イライラしやすい人の本性だ。
こういう人は、どんなにその人の能力が高かろうが、一緒に居る人間を幸福にはできない。
常に自分の優れている点を天秤の片方に掲げて、身の回りの人間の低脳さを主張することにより自分の有能さをアピールしていく。
それがアピール内容自体が事実であれ虚構であれ、その行為自体が虚しいと言わざるを得ない。
逆に寛容な人とは、自分の至らない点を見つめ、他人の至る部分を尊重したがる人だと言える。
寛容になりたければ、どうすれば良いか。
それは、他人の至らない部分から目を逸らし、至る部分に目をやれば良いだけだ。
必ず見つかるはずである。
あの人にはこんなことができるが、そんなこと自分にはできない、そういう点である。
よく知っている同僚や知人、友達や家族、配偶者や子供など、少しでも相手にイラっとしたら、すぐにその苛立たされた内容から目を逸らすべきだ。
不思議なもので、人はストレスを受けた時、そのストレスの素となっている内容を、永遠と脳内でぐるぐる繰り返しリピートしたがる。
これが元凶で、大事なのはそこから目を、意識を逸らすことだ。
ストレスの原因をひたすらリピートし、見つめ、それと向き合ったり、それを相手に伝えたりするのは無駄中の無駄、自分が苛立たないように相手が常に意識してふるまわないといけない、自分のために相手が努力し、改善し、悔いないといけない理由など無い。
相手はそのまま振舞っていて何も問題が無い、そのままで良い、直すべき悪習などひとつも無い。
そして、以前その相手に感心したことでも思い出せば良い。
もし相手に感心したことがひとつも思い当たらなければ、それは自分の感受性が、実に低脳であるという証拠である。
そういう時はせめて、その自分の低脳さを見つめて、相手の粗探しなどしている場合では無いと思うべきなのだ。
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