別に財布が要らないと言っているわけではなく、おしゃれな財布を選んでいる男、どんな財布を持ったら格好良いのかと考えている男、そこがもうどうにもみみっちく感じるという意味だ。
バレンシアガの財布を持っている男と心底腹を割って語り合えるとはとても思えない。
カミーユフォルネの財布を持つ男と、グッチの財布をハンドバッグに入れた男が二人、新宿のバーでどんな会話をするのかと想像すると、軽い頭痛を覚える。
ベルトが要らないと言っているわけでもない。
しかしドルチェアンドガッパーナのベルトをした男と、スーツ姿にブルガリのベルトをチラ見せするようにジャケットの開き具合を気にする男が、真面目な顔でエスプレッソを挟んでいたら、僭越ながら記念に御写メを撮ってもよろしいでしょうかと聞きたくなる。
大人の男は胸ポケットにハンカチを忍ばせてスマートに?
品格を求められる男は三大ブランドの腕時計でライバルに差をつけよう?
さりげない男前スタイルにストールはいまや定番アイテム?
全て同じことだが、それ自体は道具として使える実用品だが、それに対していちいちこんなことを考えている男の心そのものがみみっちい。
小物は必要な物を必要な分だけ持てば良いが、おしゃれ小物をセレクトする男には、どんな言葉も通じないような異人種感を感じる。
その財布がかっこ良いのでなく、その財布がこの男に扱われるとかっこ良く見える、という事なのでは無いだろうか。
このベルトあいつが付けるとただのベルトだけど、こいつが付けるとどんなベルトも様になってしまう、という事なのでは無いだろうか。
アイテムで差がつけられるような単純な事であったら、皆もっと簡単に人生を切り開いていけるだろう。
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