2017年2月6日月曜日

一生使えるなら多少高額な買い物も思い切ってするべき

一生使える物にはお金をかければ良いと思う。
節約というのは、ただただケチることでは無い。
お金を惜しみなく使いたいところに使うために、無駄な部分は省いたり賢く安い物で済ましたりするというだけのことで、お金は最終的には使うためにあるわけで、使われるアテも無く眠っているお金などもったいないだけである。

じゃあどこにお金を使うべきなのか。
自分が特に好きなものがはっきりしている人は分かりやすい。趣味や専門分野などにはお金をかけるのが当たり前、ケチるくらいなら始めからやらなければ良いということになる。
しかし生活の中でどこにお金を使い、どこで節約するかというのは迷い所ではある。

そこでひとつの目安として、昨日以前の話題に出た「一生使えるものかどうか」という吟味要素を持ち出してみてはどうだろうか。

買う前に”これは一生使えるかどうか?”と考えてみる。
一生使えるフライパン

例えば、これも話題に出たので挙げてみると、ホットプレート。
ピンからキリまでのホットプレートが店頭に並んでいて、どうしようかと迷ったら「どうせいつか壊れるものだ」と考えれば、いくぶん気持ちも冷静に値段と向き合えよう。

では包丁ならどうか。
これは考え始めるとちょっとややこしい。
包丁は研ぎながら使うか、切れなくなったら買い換えるかでまったく違うだろう。
また、研ぎながら使うにしても、本当に切れ味を追求していく御仁は、鋼のほうが良いだろうが、これは錆びやすくてケアが非常にやっかいだ。
そこまで追求しないならステンレスのものが良いだろうが、値段はそこそこ高い物を選んで一生大事に使うくらいの気持ちで買えば、高いものを選んだとしても無駄遣いとは決して言えない。
包丁を研ぐなんてまっぴらだと思われるなら、中庸な値段かそれ以下の物で十分だろう。
それはその人の料理へのスタンスで選び方は全然違うだろうが、とにかく包丁に関して全てに言えることは、柄と刃が一体型のものが良いだろうということだ。
どんな最高級の切れ味の包丁を十分ケアしながら使っていたとしても、柄がダメになってしまえば刃だけではどうにもならない。
柄がどうしても木製じゃないとダメだ、などというような理由があるなら別だが、特に理由が見当たらないなら、どうせなら半永久的に使える一体型のものから選ぶのがよろしかろう。

他にもコップならどうか、自転車なら、座布団は?パソコンは?などといくらでもひとつひとつ考えていけるが、きりが無いのでやめておく。
このような思考回路でお金を使う所使わない所を、絞っていくのも、ひとつの手だろうと思われる。

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