それはつまり、お金をたくさん稼いでいる男性がモテる、という事から、結果ブランド物を身に着けている男子がモテているのであって、お金が無くてもブランド物で有る程度女性の気が惹けるのかというと、まったく効果は無いのではないかと思う。
確かめたわけではないが、効果は無い、という前提で話を進めるが、だったら、お金をたくさん稼いでいる御仁は、別にユニクロを着ていてもモテるものはモテるだろうし、生活がかつかつの人間は、わざわざ高い物を羽織ってさらに生活をかつかつにさせると、余計モテ無いということになるだろう。
価格が高いからといって、純粋に必ず姿形が格好良いかというと、冷静に見つめてみれば、たいしたことはない。
酷い場合は、奇をてらいすぎて変になってしまっているということもしばしば。
男児というものは、私ももちろん含め、結局はモテたいというエネルギーで猛進するバカ者共であるが、このエネルギーは、よく勢い余って変な方角に驀進してしまう危険性を秘めている。
結果なけなしの金で何十万とする時計を買ってみたり、外車をわざわざ左ハンドルで買ってみたりする。
まあそれは置いておいて。
衣服などを購入する場合には、価格やブランドを基準に物を選ばないことである。
では何を見て決めるか。
それは踵を浮かさずに、よくよく、よく、よーく、鏡の中の自分を見つめて決めることだろう。
背伸びせず卑屈にもならず、掛け値なしの自分であれることが最も心地よく、また不思議と人生もうまくまとまって治まっていくのでは無かろうかと考えたりしている。
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