2016年11月14日月曜日

財布の中身、何を切り捨て、何を残すのか?

人それぞれ財布の中身ひとつとっても個性の出るものであるが、それにしてもカード類や小銭がパンパンに詰まっているというのは、誰にとってもなんとかならないかと思われているのではなかろうか。

例えばクレジットカードが複数枚あるという御仁は、おそらく小さなメリットの積み重ねを考慮してどんな小さな損も不便も取り除きたいという策で持たれているのでは無かろうか。

持ちたいわけではないが、持っていたほうが便利でお得。

メインに使っているカードよりも、特定の店で特定の日にだけ優待される場合に限り、サブのカードを使ってお得にポイントを貯めるだとか、VISAが使えずJCBで支払うしか無い場合に限りまた別のサブカードを出してくるだとか、突然の磁気不良で使えなくなっても、予備があれば安心だとか。

そういう、ありとあらゆる極めて少ない、しかし決してゼロでは無い可能性を考慮して、常に準備し、数枚のカードをいつも財布に入れて持ち歩いている。
財布は一つ、中に何枚入ってようが、より便利であるならそれに越したことは無いではないか。

なるほど実に合理的で計算高いスマートな生き方である。


ように見える。


が、本当にそのサブのカードは、本当に必要なのだろうか?

ポイントがお得な時がある?
月に一回それで500ポイントお得して、それでどうなるというのか。

VISAが使えない店でどうしても現金が無いのに買い物したくなったらどうする?
お金おろしてきたらいいんじゃないだろうか。

海外旅行中に磁気不良になったらどうする?
そんな事が一生で何十回も起こるだろうか。


ゼロでは無い。
それらは確かにあるだろう。
そして確かにその時、その予備のカードが活躍したら、あ~予備のカードがあって良かったと、思うだろう。

しかしその機会があまりに少なく、あまりにメリットが小さすぎる。
それよりも財布が軽くて管理が容易く、支払い明細や引き落としのプロセスがシンプルなほうが、貴方の生活にとって気持ちよく働くだろう。

それらは数字には出ないメリットである。
だからそれよりも1円でも得な手段を選びがちであるが、よく考えてみたら、そんなものは四捨五入したらゼロと消え入ってしまうような極小メリットである。

特殊な人にとっては、特殊な事情があるからそれは考慮に入れない。

一般に普通に暮らしていて、クレジットカードの予備がどうしても必要で、あったほうが色々お得だと思えるのは、クレジットカード会社に勤める人間達の妙なる営業努力の賜物でしかない。

カード一枚じゃないか。
二枚、三枚何の違いがあるのか。
だったらリスクの少ないほうを選ぶ。

と思うかもしれない。

確かにカード一枚が二枚になるだけなら良い。

しかしその考え方は、貴方の人生のありとあらゆる場面で、無意識に”常に予備を用意しておかないと危険だ”という観念となって現れ、必要な1つの物に付き常に、極小のリスクにも対応する予備を用意し、それらを引きずって動き回るという、有形無形の大いなる無駄に繋がっている。

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