本来ミニマリストとは、贅沢の限りを尽くした上で、物質の虚しさにだんだんと気づいて、物への執着から離れ、上質だがシンプルな生活の中に人生の余裕や新たな喜びを見出す人々を言うというような説明がなされているが、どうでも良いことだ。
上の文章でいうと、”贅沢の限りを尽くした人が、物質の虚しさにだんだんと気づいて、物への執着から離れ、上質だが”まではまったく余計である。
”シンプルな生活の中に人生の余裕や新たな喜びを見出す人々”という部分だけで十分なのだ。
狭い家をせこせこ片付けしたり、かつかつに節約したりして喜びを見出したりする様は、無様なだけで何がミニマリストだと、ただの貧乏人が負け惜しみで喜びだ幸せだと言ってるだけだろうと、大げさに露骨な悪意の表現で言い換えると、どこかでそう言い放ちたいという下心が、そういった記述には滲み出て見えた。
表現というのは難しいもので、金銭が虚しいと言ってしまうと、どうしても金銭を虚しく思っていない人を傷つけてしまう。
物質は虚しいと言ってしまうと、どうしても物質に依存している人を傷つけてしまう。
ミニマリストやミニマリズム、という言葉や思想が、どこか多勢の人の気に触りやすい性質を持っているのは、現代の多くの人が持つ価値観と真逆の方向を向いているからだろう。
強く主張すればするほど、現代人の多くを真っ向から否定しているかのような体になってくる。
どんなに無害でも、多勢と逆向きで居るというのは、それだけで風当たりが強くなる。
ミニマリストとは、あまり大声で主義主張を触れ回りすぎないほうが無難である性質を持っていると言えるだろう。
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