そこで取り扱われていた内容は、カロリー0のはずの人工甘味料がダイエットに悪影響があるというようなものだった。
曰く脳が人口甘味料をブドウ糖と認識せずに、エネルギー源が不足していると判断し、よけいに食欲が増進され、炭水化物などを摂取したくなるというようなもの。
つまりカロリー0のものを選んで食べていてもダイエットに効果は無いという。
ダイエットに関しては無数の情報が飛び交い、何が良い何が悪いと科学的に説明がされている。
検証したわけではないが、おそらくその一つ一つの情報というのは、かなり信用度の高い裏付けがある正確なデータであると思う。
思うのだが、私はこういうものを聞くと、なんというか無性に虚しい気持ちになる。
ダイエットというのは、難解な化学式や厳しい物質をこねくり回してするものだろうかと。
脳の働きやエネルギーの仕組みを勉強するのもいいが、ダイエットというのは、何か新しい取り組みや新しい食品を生活に取り入れるものじゃないし、カロリー0のものを選んで食べたり、そうじゃないんだと思って人工甘味料を避けて食べたりすることでは無いだろうと思う。
そんな末端の末端の事象に右往左往して、あれやってみたりこれやってみたり、そんなことではなく、生活を根底から見直さなくてはならない。
ダイエットというのは、3ヶ月やるとか、3年続けるとか、そういうものではなく、一生続けるもののはずだ。
50キロになりたければ、自分の体が50キロにおさまっていく食事摂取量や運動量を保つ生活を一生続いて行くものだ。続けるのでなく、続いて行くものだと思う。
それは単純明解で、ブドウ糖がどうだとかいうことではなく、この食事量でこの運動量なら、自分の体質だとこの体重にだいたい集約して行く、というだけのことだ。
それが目標体重より重ければ、もう少し食事を減らすか、もう少し運動量を増やすしか無い。その減らすだとか増やすというのも、数ヶ月とか数年我慢するとかそうではなく、一生そのラインにする、つまり当たり前にするということで、それ以外にダイエットというものに、方法は無い。
ある意味単純明快だが、おおげさに言うと人生をやり直すくらいの大仕事でもある。
おそらくダイエットを取り扱う産業というのは、あの手この手で痩せたい人たちの目先を泳がせて非常な利益を上げているだろうが、本来のダイエットというのは、誰も儲けさせることが無いような性質のものである。
むしろダイエットをすればするほど、その人はより無駄なカロリーにお金を使わなくなり、買い物をしている時間で運動に出かけ、どんどんお金を落とさなくなるはずだ。
そういう、地味なものだと思う。
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