中年以上の男性と話をしていて、相槌に終始していると、なぜかいつのまにか自慢話98%になっている。
昔は無茶をやっただの、先輩でこんなすごい人が居ただの、事故っただの病気しただの稼いだだの借金しただの、自慢することが無くなってきたら、昨日テレビで見た偉人の成功譚を、自分の事のように誇らしげに話し始めたりする。
松下幸之助の格言を織り交ぜてくる。
そんな中特に虚しいと感じるのは、持ち物についての自慢だ。
例えば高級車に乗ったり、乗った時の話を聞かされると、こんな決まり文句が出てこないだろうか。
「高級車は、アクセルをちょっとふかすと80キロなんてすぐ出る。しかも揺れないし音も静かだから、40キロくらいかなと思って速度計みたら…えー!80キロ!びっくり。」
こんなことを聞かされて、一体なんて答えれば良いのかと思う。
もちろんその時は「ははぁ、すごいですね」と答える。
すごいですね。--その車を作るのに関わったエンジニア達は。
と続く言葉を呑みこみ、前半だけ言う。
しかし人はこういった下らないフレーズを他人に浴びせたいがために、人間を辞める勢いでお金を稼いだりする不思議な生き物だ。
人は一体何を手に入れたいのだろう?
フェラーリを購入してもエンツォ・フェラーリに近づけるわけでは無いだろうに。
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