人にはそれぞれどうしようもない性分というものがあるし、どうしても友達が居ないと、どうしても結婚していないと、人は不幸に堕ちると決め付けるのは、どうにも乱暴で大雑把な説である。
人付き合いの苦手な人間は、別に無理に人付き合いする必要は無い。
孤独だと後ろ指さされるかもしれないが、人の後ろから指をさす人間など、そもそも幸せな人生を送れるはずが無い。
そんな世間の幻影に惑わされていては損である。
では幸せなのかと問われたら、人生バラ色幸せの絶頂なんて答えることはできないが、少なくとも不幸だと感じていない。
幸せなど、それこそ前回のシンプルの話でも触れた通り、個人の価値観に拠るものであり、それぞれがそれぞれに幸せだと思う状態を目指して日々試行錯誤しているというだけのことであって、絶対的な”幸せの階段”のようなものが厳然と存在し「今その階段の何段目まで来た?」というような悩みは、まったくのナンセンスである。
からして、人と幸せ度合いを測り合うというのも、止めておくほうが身のためというものである。
しかし、最後の最後までたったの一人で、死ぬ間際に、幸せだったなと思えるかと想像したら、それも難しそうだ。
私の好きな映画で、こんな言葉があった。
happiness only real when shared
幸福というものには、やはりどうしても、誰かとどんなささやかな事でも良い、心からの共鳴が必要になってくるとは思う。
それができる相手を、長い人生で、一人で良い、どんなに遅くなっても良い、その一人が見つけられたら、どんなに孤独で、どんなに華の無い人生でも、その人生は幸福に幕を閉じるだろうと、私は予想している。
つまり焦ることはない。
たった一人の人といつか共鳴できる日を夢見て、今は淡々と生きていたらいいじゃないか。
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