前回の記事では、マンションは人間が密集するので、変な近隣住民にぶち当たるリスクが高い、というようなことを書いた。
→マンションを買おうと思っている?辞めておいたほうが良い。
いつも結局つきまとうのは「人間関係の問題」だということもそこで申し上げた。
私が目の当たりにしてきたいくつかの例をそこで挙げてみたが、私自身も、近隣住民に頭を悩まさせられたということは何度かある。
一番うっとうしかったのは、元ヤンシングルマザーの子育て騒音だった。
これはアパートに住んでいる時の上の階の住民がそれだったのだが、うるさいのなんの。
子供が男女合わせて確か四人居たと思うのだが、その子供が騒ぎ回る音にプラス、終始怒鳴り散らす母親の騒音。
おそらく彼女のような生い立ちの人間が、子供四人を養うとなったら、やはり夜の仕事なのだろうと思うが、昼間は家に居るので、私が休日など家にいる時は彼女の怒鳴る声、夜になって静かに過ごしたい時間帯になると、今度は子供が母親から解放されて騒ぎ回る騒音、ダブルパンチでコテンパンにされた。
ただうるさいだけじゃなくて癇にも障る、というのが、母親の怒り方が、ただ自分の怒りの感情をまき散らしているだけで、それは子供をしつけているとか、叱りつけているのとはまったく一線を画したものなのだ。
例えば・・・
「ごちゃごちゃほざいてんじゃねーよテメーの言うことなんか信用できるかよ!!」
などと4、5歳の子供に向かって言っている。
何かイタズラでもしたのだろう、その言い訳をする子供に言ったセリフである。
まるで中学生の喧嘩だなと聞いていて思うような発言内容ばかりで、なんでそんな精神的段階で4児の母親になれると思ったのかと問いただしたくなる。
タイトルには「元ヤン」と書いたが、その母親は見た感じ30歳前後だったが、決して”元”などと言えるほど成長できていないままの、精神的には現役の未成年であった。
騒音にプラス、そういうことをいちいち考えさせられるイライラも加味され、あの頃は本当に頼むから引っ越ししてくれと願っていた。
その願いは通じたのか、1年ほどでその家族はどこかへ引っ越していったので良かったが、あれが続いていたらと思うとぞっとするし、さらにその部屋が自分が分譲で買った部屋だったらと思うとさらにぞっとする。
母親が娘にご飯を与えずに虐待したりして、最終的に殺してしまうというような胸糞悪いニュースが後を絶たないが、私には全く現実感を伴って伝わってくる。
これは子供をカッとなって殺したりするのもありうるなという、親の未熟さを、身を持って体験した。
アレならまあ、ありうるだろうなと思う。
あとこれはあまりこの文章の趣旨からはそれるが、ふと思い出したのが、団地で住んでいる時に、団地内にあったスーパーにちょっと自転車を停めたのだが、ちょっと買い物だけと思って鍵をつけっぱなしだったのだが、そのちょっとの間に盗まれてしまったことがあった。
しかしその後しばらくしてふと団地内の別の棟の駐輪所に、なんと私の自転車がご丁寧に鍵をかけられて置かれてあったのだ。
犯人は同じ団地の人間で、同じ団地内で自転車を盗んでしかも日常的に愛用するとは、なんと面の皮の厚いやつだろうと思うことがあった。
犯人を特定はしたかったが、私も暇じゃないので、まさかその自転車が使われるまで見張ったりする熱意は無かったゆえ、たまたまスペアキーをまだ持ったままだったので、そのスペアキーで盗みなおした。(盗みなおすという表現は人聞きが悪くて心外だが)
最後の話はただの蛇足だが、ともかく人が集まる場所で住む、それも半永久的に住む覚悟というのは、結構必要であると思う。
人付き合いの苦手な御仁は、例えば子育ての場面などでは、団地やマンションを選ぶと逃げ場が無さすぎてストレスに感じるかもしれない。
最近知った言葉で『ママ友名刺』なるものもあるらしい。
『ボスママ』という言葉を昔知った時も、ははぁと苦笑いしたものであるが、最近のママ友付き合いというのも大変である。
世の中悪い人ばかりでは無い、というのは真実であるが、こればかりは確率の問題なので、わざわざ人間の坩堝に自分から突っ込んでいくことも無いのではないかと、私のような人間は思う。
少なくとも”賃貸”で、くらいがちょうど良いのでは無いか。
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