不配とは字の通り、配られなかったという意味だ。
新聞配達をしている私にとって、バイク事故と新聞の不配だけは避けたい事態だ。
不配があると一旦所長の所に客から電話があり、そこから私に連絡が来る。
所長から携帯に着信があるというのは、十中八九この不配が原因で、着信画面に「所長」と出ているだけでげんなりする。
もっと言うと着信音が鳴るだけでどきっとする。
出たくは無いが出ないわけにもいかず、出る。
私はもう10年以上この仕事をしているから、さすがにそういうことはほとんど無いが、今日あったわけだからもちろんたまにはある。
これの嫌な所は、どんなタイミングでも客がクレームを入れたタイミングで来るからたまらない。
今日は朝の配達が終わって、部屋について、寒い寒いと防寒服を脱いで、靴下を脱いで、もう一度布団に入って、ようやく布団が温まってきて、うとうとと最高に気持ちよくなってきたタイミングだった。
どんなに気持ちよかろうが「所長、今布団が温まってきた所なのです。」とは言えず、布団から出て、靴下を履いて、防寒服を着て、ヘルメットを持って、新聞を一枚持って、バイクに乗って、片道10分くらいの結構な距離の家まで冷たい風を切って届けに行って、謝って、帰ってきて、防寒服を脱いで、靴下を脱いで、また布団を温めなおすところからやり直すというのは、本当に深刻にめんどくさいことである。
二度とこんな思いをしたくないと思うから仕事に気をつけるようになるいい薬になるが、やはり経験を積んでも年に1回2回ほどやってしまう。
油断大敵。
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