判断の先送りということに関して、いくつか過去に考えを述べた記事がある。
→断捨離を成功させるコツ
→子供の学費に手をつけるほど借金まみれでも、タバコも新聞も買い続ける家庭
何をするにも、とにかく今、ここで判断できるかどうかにかかってくる。
どこまで大きな事を達成できるか、どこまで大きなお金や成功を掴めるかというのは、今ここで判断できる事のサイズに拠る。
大きな事をやってのける人というのは、私など比べようも無いほど、重大な判断を今すぐに下すことができる人と言い換えることができるだろう。
別に人はみな大きな事を成し遂げなければいけないわけじゃなく、大きな物を掴み取らないと幸せになれないわけではないから、そこを目指す必要は無い。
しかし、やはり日常生活においても、判断を迫られる機会は無数にあって、それに対して大なり小なり人は判断を下しながら生きていくしかない。
そういった時、判断力の無い人の一番楽な判断の仕方として見受けられるのが、判断を先送りにするという判断だ。
それが最悪の判断だという具体的な一例を挙げてみるならば、例えばリボ払いだ。
一括で払える金額でも、なぜかリボ払いのほうが安心するという心理には何があるかというと、判断を今しなくて良いという安心感だ。
リボ払いには通常より大きな利息がつく。
だから損だ。
そんな一元的な損得勘定は、誰でも分かることだが、じゃあリボ払いをする人は居ないかというとそうでは無い。
通常より大きな利息というデメリットよりも、大きなメリットを感じる御仁がおられるから成り立っている。
ざくっと一気に預金額を落とせば、もしかして近い未来にもっと必要な物に迫られた時、困窮するかもしれないという不安を、今捨て去るのは難しい。
そういう漠然とした不安というのは、未来が予知できない限り、全ての人につきまとうことだが、判断力が無い人ほど、この不安は大きくその人を包んでいる。
これは人と比べることができないから、その人その人でその未来への不安感というのは一つだけのものであるから、その大きさについて、あまり深くは考えないものだろう。
自信がある、自信が無い、という漠然とした表現でも表せるが、自信とはなんなのか。
自信というものを表す上で、その一つの具体的な要素として挙げられるのは、今すぐ判断できる物事の多さ大きさであろう。
これは人と有る程度比べることが出来るから、計ることが比較的容易である。
自信が無い人ほど、今すぐここで判断するということを、どんな些細な事でも避けたがる傾向がある。
そういった不安に落ちていく心理に、リボ払いというシステムは、上手に回り込んで受け皿となり、掬い上げる。
その手数料として、通常より大きな利息を取る。
不安を掬い上げてやる手数料というわけだ。
不安なんてものには根拠が無い。
だから不安を取り除ける理由など無い。
未来は不安で満ちているし、絶対に無くならない。
しかし、不安と希望というのはほぼ同じシロモノだ。
”可能性”というわけのわからぬもやもやを、どの角度から眺めるかに拠るのだ。
不安にも希望にも何の根拠も無い。
そう信じているとしか言いようが無い物だ。
つまり、無闇に不安に思い煩う理由も無いと言いたい。
どうせなら不安を信じるよりも、希望を信じたほうが得である。
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